日本テクニカルコミュニケーション協会
よくある質問(FAQ)
テクニカルライティングやTEP TESTに関してJATECに寄せられた、皆様からのご質問への回答です。このFAQ以外にご質問のある方は、JATEC事務局にご連絡ください。
<Technical Writing全般>
Q1. テクニカルライティングは理系・技術系だけを対象としたもので、文系・事務系には関係ないのですよね?

A1. そんなことはありません。テクニカルライティングとは、ユーザーマニュアル作成の技術でもありませんし、科学技術分野だけを対象としたものでもありません。論理的で簡潔・明瞭な文書作成技術を指します。ミシガン大学はTechnical Communicationと呼称していますが、ミネソタ大学はRhetoric、カーネギーメロン大学はProfessional Writingと命名しているように、ビジネスで英文書を扱う方全員を対象としています。従って、文系・事務系の方でも知っておかねばならないノウハウです。

Q2. そうはいっても、市販の図書を見ると、例文は圧倒的に技術関係が多いように思うのですが。。。

A2. それは、この分野の需要が一番多いからです。技術の進歩には目を見張るものが有り、その新しい技術を、多数の非専門家に分かり易く伝える技法が専門家に求められているからです。

Q3. テクニカルライティングとビジネスライティングはどう違うのですか?

A3. 一般にビジネスライティングは、Letter, Fax, E-mail, Memoなどビジネス通信文の作成技術(英語表現を含む)を指します。テクニカルライティングはビジネス通信文を含む実務文書全般の作成技術のことです。

Q4. テクニカルライティングを学習するにあたって必要となる英語力は?
基本的な文法力、語彙・表現力は必要となります。TOEIC®で言えば400点程度は欲しいところです。
TOEIC®300点程度の方はテクニカルライティングを学習する前に、英語基礎力をもう少し高めてください。

<TEP TEST>
Q1. TEPに関する情報を拝見し、受験を検討中です。願書の入手方法や書店で購入できる問題集等ありましたらお教えください。

A1. 願書は当方から郵送します。
参考書としては、「技術英語の常識」(ジャパンタイムズ)、(「テクニカルイングリッシュ−論理と展開」南雲堂)などがお勧めです。このホームページの「TEP TEST対策、テクニカルライティング学習に役立つ参考書、辞書」で詳細を説明しています。

Q2. 試験には下書き(メモ)用紙は配られますか?

A2. メモ用紙の類は配布しません。また、持ち込みも禁止しています。

Q3. 1,2級は辞書の持ち込みが可とのことですが、種類などの制限はありますか?

A3. 一切ありません。何種類でも何冊でもOKです。

Q4. 電子辞書やノートパソコンも良いのですか?

A4. 電子辞書はOKですが、パソコンは持ち込めません。

Q5. 過去の問題と解答例が欲しいのですが、支払はどうしたら良いのですか?

A5. 品物送付時に郵便振替用紙を同封しますので、それをご利用の上、お支払いください。

Q6. テストはだれが作成し、だれが採点するのですか?

A6. 実務に詳しくかつ大学での指導経験も豊富な日本人及び外国人専門家が作成、採点します。

Q7. テストは択一式ですか?

A7. 4級の一部を除き、すべて記述式です。実社会では4つの中に必ず1つ正解がある、ということは考えられません。自身で考えて解答を見つけるのが普通です。従って、TEP TESTでは、実践的になるよう記述式にしています。

Q8. でも、専門用語が分からないと解答できないケースがでるのでは?

A8. 3,4級では、辞書が使用できませんので、中学校の理科で習う程度の用語で抑えています。2級では、辞書に出ていない語句は他の語句に置き換えています。1級では、もしも用語で解答不能になる場合は置き換えますか、過去そのような問題を作成したことはありません。
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